コラム802

2019年4月1日(月)11時30分すぎ、首相官邸で菅内閣官房長官が記者会見を行い、
平成に代わる新元号が『令和(れいわ)』に決定したことが発表されました。
これによって正式に2019年5月1日(水・祝)から新しい元号『令和』が施行されることとなります。
さて、今回の改元で注目を集めたのが、『令和』の典拠です。

これまでの元号では全て中国古典(漢籍)が出典とされてきたところ、今回の元号では史上初めて日本の国書が選ばれることになります。
その国書とは「万葉集」です。
「万葉集」は、7世紀後半から8世紀後半にかけて編まれた日本に現存する最古の和歌集であるとされています。
「万葉集」の大きな特徴は、天皇、貴族、防人、農民など身分や地位を問わず多くの歌人の歌が収められていることです。

また素朴で、ありのままの心情を詠んだ歌が多いのも特徴と言えるでしょう。
ちなみに今回の新元号『令和』には「人々が美しく心を寄せ合う中で文化が生まれ育つという意味が込められている」ということです。
(飯田 良輔)