コラム742

校名を変更して、早6年目を迎えている。
お陰様で、受験者数・入学者数も随分と多くなった。本校への期待度がヒシヒシと伝わる。
『真ん中に生徒~あなたの生きる力を支えます~』のキャッチフレーズも、世間の皆様にも浸透してきているように感じる。東海学園のスケールメリットを大いに活かして教育活動を展開している。

そのような中、これからの時代は、『生きる力(人間力)』を身に付けていかなければいけない。
基本となるのが、やはり、『あいさつ』ではないだろうか。
『気持ちの良い、明るいあいさつができる!』
本当にこれが身に付いたならば、間違いなく素晴らしい人生を送れると思う。

2学期が始まった。
私たち教員から率先垂範して『気持ちの良い、明るいあいさつ』を励行して、もっともっと輝く学校づくりをしていきたい。
(ToKAI 古舘)

コラム741

本を読むということは、人に出会うということ。
実生活では会えない人に会える。
行けない場所に旅ができる。

人が成長していく過程でテレビはその場限りの刺激で終わってしまうことが多いが、
本は人を動かすものを持っている。
思いもよらぬ事態に遭遇して考えさせられる。読書の習慣により、想像力の遊びを
持つことができる。

本には悲しみの出口がある。
言葉との格闘は人の生を深くする。

読書の喜びを知る人のいのちは磨かれる。

(飯田 良輔)

9月のおすすめ図書です。

『打ち上げ花火、下から見るか?横から見るか?』 大根仁 著 岩井俊二 原作
皆さん、夏休みは充実していましたか?満喫できなかったという人は、夏らしさを本で感じてみませんか。
この本は、現在(9月4日時点)公開中の映画『打ち上げ花火、下から見るか?横から見るか?』のノベライズ版です。学校のプール、花火、浴衣、海、青春…夏らしさ満載の情景を思い描きながら、もしもの世界を繰り返す主人公の恋の行方を見届けてください。

『夢 文豪ノ怪談ジュニア・セレクション』 東雅夫∥編 夏目漱石∥著 内田百閒∥著 中勘助∥著 他
夏を感じよう第2弾。夏といえば怪談ですね。今回紹介するのは、文豪たちが書いた不思議な話、怖い話を集めたアンソロジー・シリーズのうちの一冊で、夢をテーマにした怪談が収録されています。古典や文豪の作品を読むきっかけになればと思います。

『大合格 参考書じゃなくオレに聞け!』 中田敦彦 著
夏を感じたら現実に戻りましょう。
この本では、中高生の恋愛、進路、受験勉強…などの悩みに対し、オリエンタルラジオの中田さんが熱く回答しています。あなたが抱えている悩みも解消するかもしれません。中田さんが語る考え方や生き方は、大人になっても役に立つものばかりです。ぜひ読んでみてください。

9月の新着図書です。

新着図書120冊を紹介します。
●『フェイスブック 不屈の未来戦略19億人をつなぐ世界最大のSNSへ到達するまでとこれから先に見えるもの』/マイク・ホフリンガー∥著 大熊希美∥訳/TAC株式会社出版事業部
●『学校図書館のアイデア&テクニック 来館待ってます!手軽にトライ』/秋田倫子∥著/少年写真新聞社
●『読みたい心に火をつけろ!学校図書館大活用術』/木下通子∥著/岩波書店
●『本が好き』/安野光雅∥著/山川出版社
●『写真で伝える仕事 世界の子どもたちと向き合って』/安田菜津紀∥著/日本写真企画
●『多動力』/堀江貴文∥著/幻冬舎
●『ミッキーマウス「まっすぐ」仕事論』/講談社∥編 ウォルト・ディズニー・ジャパン株式会社∥監修/講談社
●『大合格 参考書じゃなくオレに聞け!』/中田敦彦∥著/KADOKAWA
●『女の子が生きていくときに、覚えていてほしいこと』/西原理恵子∥著/KADOKAWA
●『海賊の世界史 古代ギリシアから大航海時代、現代ソマリアまで』/桃井治郎∥著/中央公論新社
●『観応の擾乱 室町幕府を二つに裂いた足利尊氏・直義兄弟の戦い』/亀田俊和∥著/中央公論新社
●『シリーズ中国近現代史6 中国の近現代史をどう見るか』/西村成雄∥著/岩波書店
●『物語ポーランドの歴史 東欧の「大国」の苦難と再生』/渡辺克義∥著/中央公論新社
●『矢内原忠雄 戦争と知識人の使命』/赤江達也∥著/岩波書店
●『特攻セズ 美濃部正の生涯』/境克彦∥著/方丈社
●『最後の辺境 極北の森林、アフリカの氷河 カラー版』/水越武∥著/中央公論新社
●『鎖国の地球儀 江戸の〈世界〉ものしり帖』/松尾龍之介∥著/弦書房
●『大学的熊本ガイド こだわりの歩き方』/熊本大学文学部∥編 松浦雄介∥責任編集/昭和堂
●『文豪聖地さんぽ』/真山知幸∥文豪監修/一迅社
●『海外で恥をかかない世界の新常識』/池上彰∥著/集英社
●『地政学入門 外交戦略の政治学 改版』/曽村保信∥著/中央公論新社
●『今こそ、韓国に謝ろう』/百田尚樹∥著/飛鳥新社
●『現代日本の地政学 13のリスクと地経学の時代』/日本再建イニシアティブ∥著/中央公論新社
●『親権と子ども』/榊原富士子∥著 池田清貴∥著/岩波書店
●『競争社会の歩き方 自分の「強み」を見つけるには』/大竹文雄∥著/中央公論新社
●『人口減少時代の土地問題 「所有者不明化」と相続、空き家、制度のゆくえ』/吉原祥子∥著/中央公論新社
●『集団就職 高度経済成長を支えた金の卵たち』/澤宮優∥著/弦書房
●『自死は、向き合える 遺族を支える、社会で防ぐ』/杉山春∥著/岩波書店
●『原爆死の真実 きのこ雲の下で起きていたこと』/NHKスペシャル取材班∥著/岩波書店
●『マンガで一発回答2020年大学入試改革丸わかりBOOK』/松永暢史∥著/ワニ・プラス ワニブックス(発売)
●『経済的徴兵制をぶっ潰せ! 戦争と学生』/雨宮処凛∥著 入江公康∥著 栗原康∥著 白井聡∥著 高橋若木∥著 布施祐仁∥著 マニュエル・ヤン∥著/岩波書店
●『世界に通じるマナーとコミュニケーション つながる心、英語は翼』/横手尚子∥著 横山カズ∥著/岩波書店
●『在日米軍 変貌する日米安保体制新』/梅林宏道∥著/岩波書店
●『曲がった空間の幾何学 現代の科学を支える非ユークリッド幾何とは』/宮岡礼子∥著/講談社
●『必勝法の数学』/徳田雄洋∥著/岩波書店
●『物理学者の墓を訪ねる ひらめきの秘密を求めて』/山口栄一∥著/日経BP社 日経BPマーケティング(発売)
●『時空のからくり 時間と空間はなぜ「一体不可分」なのか』/山田克哉∥著/講談社
●『「香り」の科学 匂いの正体からその効能まで』/平山令明∥著/講談社
●『完全図解 周期表 周期表と全118元素を徹底解説日本初の命名!新元素「ニホニウム」』//ニュートンプレス
●『地震・火山や生物でわかる地球の科学』/松田准一∥著/大阪大学出版会
●『海に沈んだ大陸の謎 最新科学が解き明かす激動の地球史』/佐野貴司∥著/講談社
●『カラー図解古生物たちのふしぎな世界 繁栄と絶滅の古生代3億年史』/土屋健∥著/講談社
●『ゲノム編集を問う 作物からヒトまで』/石井哲也∥著/岩波書店
●『へんな生きもの図鑑 暗闇』/カミラ・ド・ラ・ベドワイエール∥著 今泉忠明∥日本語版監修/講談社
●『昆虫の交尾は、味わい深い・・・。』/上村佳孝∥著/岩波書店
●『アルツハイマー病は「脳の糖尿病」 2つの「国民病」を結ぶ驚きのメカニズム』/鬼頭昭三∥著 新郷明子∥著/講談社
●『311後の子どもと健康 保健室と地域に何ができるか』/大谷尚子∥著 白石草∥著 吉田由布子∥著/岩波書店
●『医療危機 高齢社会とイノベーション』/真野俊樹∥著/中央公論新社
●『日出づる国の富国へのキックオフ 歴史随想ボールを蹴った造船業、受けて走った電子工業』/山崎禎昭∥著/中央公論事業出版 (発売)
●『建築という対話 僕はこうして家をつくる』/光嶋裕介∥著/筑摩書房
●『宇宙を仕事にしよう!』/村沢譲∥著/河出書房新社
●『虹色のチョーク 働く幸せを実現した町工場の奇跡』/小松成美∥著/幻冬舎
●『からだにおいしい魚の便利帳』/藤原昌高∥著/高橋書店
●『78円の命』/谷山千華∥作 佐伯ゆう子∥絵/78円の命プロジェクト メタ・ブレーン(発売)
●『#HOOKED 消費者心理学者が解き明かす「つい、買ってしまった。」の裏にあるマーケティングの技術』/パトリック・ファーガン∥著上原裕美子∥訳/TAC株式会社出版事業部
●『ルポ どうなる?どうする?築地市場みんなの市場をつくる』/永尾俊彦∥著/岩波書店
●『ONEPIECE巻86』/尾田栄一郎∥著/集英社
●『あさきゆめみし完全版1~4源氏物語』/大和和紀∥著/講談社
●『めったに見られない瞬間!』/ナショナルジオグラフィック∥編著 スーザン・タイラー・ヒッチコック∥編集 岡田悠佳子∥訳 矢田明美子∥訳/二見書房
●『乙女のための歌舞伎手帖』//河出書房新社
●『クオリティピッチング』/黒田博樹∥著/ベストセラーズ
●『どんな球を投げたら打たれないか』/金子千尋∥著/PHP研究所
●『敗北を力に!甲子園の敗者たち』/元永知宏∥著/岩波書店
●『不可能を可能にする大谷翔平120の思考』/大谷翔平∥著/ぴあ
●『最後のロッカールーム魂の言葉 全国高校サッカー選手権大会監督から選手たちへ贈るラスト・メッセージ』//世界文化社
●『覚悟の決め方』/上原浩治∥著/PHP研究所
●『おもしろいほどよくわかる羽生善治の将棋入門 今日からキミも強くなれる!』/羽生善治∥監修/主婦の友社
●『なくなりそうな世界のことば』/吉岡乾∥著 西淑∥イラスト/創元社
●『世界文学大図鑑』/ジェイムズ・キャントン∥著アレックス・ヴァレンテ∥著マーカス・ウィークス∥著 他/三省堂
●『戦争をよむ 70冊の小説案内』/中川成美∥著/岩波書店
●『夏目漱石と西田幾多郎 共鳴する明治の精神』/小林敏明∥著/岩波書店
●『文豪と暮らし 彼らが愛した物・食・場所』/開発社∥編/創藝社
●『福袋』/朝井まかて∥著/講談社
●『なかなか暮れない夏の夕暮れ』/江國香織∥著/角川春樹事務所
●『空に咲く恋』/福田和代∥著/文藝春秋
●『タフガイ』/藤田宜永∥著/早川書房
●『さらば愛しき魔法使い』/東川篤哉∥著/文藝春秋
●『監督の問題』/本城雅人∥著/講談社
●『夢 文豪ノ怪談ジュニア・セレクション』/東雅夫∥編 夏目漱石∥著 内田百閒∥著 中勘助∥著 他/汐文社
●『とるとだす』/畠中恵∥著/新潮社
●『僕は君を殺せない』/長谷川夕∥著/集英社
●『悪魔のいる天国 改版』/星新一∥著/新潮社
●『おのぞみの結末 改版』/星新一∥著/新潮社
●『カンパニー』/伊吹有喜∥著/新潮社
●『アキラとあきら』/池井戸潤∥著/徳間書店
●『リケコイ。』/喜多喜久∥著/集英社
●『書楼弔堂 破曉』/京極夏彦∥著/集英社
●『リセット 10』/如月ゆすら∥著/アルファポリス 星雲社(発売)
●『奮闘するたすく』/まはら三桃∥著/講談社
●『ボクたちはみんな大人になれなかった』/燃え殻∥著/新潮社
●『南風吹く』/森谷明子∥著/光文社
●『恋する寄生虫』/三秋縋∥著/KADOKAWA
●『ニュータウンクロニクル』/中澤日菜子∥著/光文社
●『打ち上げ花火、下から見るか?横から見るか?』/大根仁∥著 岩井俊二∥原作/KADOKAWA
●『1990年、何もないと思っていた私にハガキがあった』/せきしろ∥著/双葉社
●『家族のあしあと』/椎名誠∥著/集英社
●『君が夏を走らせる』/瀬尾まいこ∥著/新潮社
●『じごくゆきっ』/桜庭一樹∥著/集英社
●『一人っ子同盟』/重松清∥著/新潮社
●『君は月夜に光り輝く』/佐野徹夜∥著/KADOKAWA
●『悲しみの底で猫が教えてくれた大切なこと』/瀧森古都∥著/SBクリエイティブ
●『孤独の果てで犬が教えてくれた大切なこと』/瀧森古都∥著/SBクリエイティブ
●『鉄道ダンシ』/鉄道ダンシ製作委員会∥著 衣南かのん∥著/創藝社
●『I Love Father 書き下ろしミステリーアンソロジー』/冲方丁∥著 岡崎琢磨∥著 里見蘭∥著 小路幸也∥著 友清哲∥編著/宝島社
●『神様のコドモ』/山田悠介∥著/幻冬舎
●『クライマーズ・ハイ』/横山秀夫∥著/文藝春秋
●『Bの戦場 さいたま新都心ブライダル課の攻防』/ゆきた志旗∥著/集英社
●『風と共にゆとりぬ』/朝井リョウ∥著/文藝春秋
●『ルーアンの丘 増補新版』/遠藤周作∥著/PHP研究所
●『いつか別れる。でもそれは今日ではない』/F∥著/KADOKAWA
●『今日はヒョウ柄を着る日』/星野博美∥著/岩波書店
●『光のお父さん ファイナルファンタジー14』/マイディー∥著/講談社
●『日本文学全集28 近現代作家集Ⅲ』/池澤夏樹∥個人編集/河出書房新社
●『小泉八雲 日本を見つめる西洋の眼差し』/筑摩書房編集部∥著/筑摩書房
●『ヴェニスの商人』/シェイクスピア∥著 福田恒存∥訳/新潮社
●『そして誰もいなくなった』/アガサ・クリスティー∥著青木久惠∥訳/早川書房
●『闘う文豪とナチス・ドイツ トーマス・マンの亡命日記』/池内紀∥著/中央公論新社

メンタルヘルスケア9月号

最近、楽しいことがありましたか?
楽しい、うれしい、面白いなどのポジティブな感情は、そのまま「幸せ」の感覚につながります。それゆえ、ポジティブな感情を感じることができる体験をすることが必要です。しかし、物欲によって満たされる満足感は一時的なものであり、長続きしません。「物にお金を使うより、経験にお金を使うこと」がより、幸福感が高まるといわれています。いわゆる「記憶」としてその心地よさを思い出していくことがよいのでしょう。何かを買って満足ではなく、それを使って楽しむ体験ですね。
 もう一つ、お手軽なストレス対処法でもある「空想」もお勧めです。頭の中でとても楽しい、うれしい想像をしていくことは、現実的な体験と同様の感情を感じさせてくれます。もちろん、個人の想像力しだいですが、上手に想像できるようになると、とっても役に立つものです。楽しい空想は幸せにつながるということですね。

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   スクールカウンセラー  平松 孝志
【9月のカウンセリング】
1日(金)・8日(金)・15日(金)・22日(金)・27日(水)
13:30~17:30

保健だより9月号

ケガの予防をしよう!
スポーツを楽しむためには、ケガの予防が大切です。3つのことに気をつけましょう。

☆準備運動をする
☆朝ごはんをしっかり食べる
☆体調管理をしっかりする

✿救急処置のPRICES✿
おなじみのRICEにPとSを追加して覚えよう。
Protection(保護)
競技を中止して、安全なところへ。
Rest(安静)
楽な姿勢で安静に。
Icing(冷却)
痛みや出血、腫れをおさえるために冷やす。
Compression(圧迫)
腫れをおさえるために、包帯やサポーターを。
Elevation(挙上)
ケガをしたところは心臓よりも高い位置へ。
Support(支持)
Stabilization(固定)
悪化しないようにケガしたところを支持・固定。

✿星翔生・先生方の健康生活✿
松本 崇彰 くん 2年13組
●生活習慣で誇れること
→11時までに寝る
●“ちゃんと”寝るためにこころがけていること
→アイマスクをつけて10分間音楽を聞く
●好きな言葉
→来るもの拒まず 去るもの追わず
時は金なり でも金で時は買えない

田中 義浩先生 教頭補佐 情報管理室長
教科:理科 部活動:パソコン・囲碁将棋
●生活習慣で誇れること
→きちんと食べてきちんと寝る
●“ちゃんと”寝るためにこころがけていること
→メリハリをつけること
●好きな言葉
→世界平和

2学期が始まりました!

9月1日(金)2学期始業式が行われました。

本日より新生徒会役員の任期スタートとなり、認定式も行われました。

そしてインターハイの結果報告です。良い結果が出た生徒も、思うようにいかなかった生徒も、それぞれの結果を受け止め堂々と報告をしてくれました。

その他、夏休み中の部活動大会などの表彰も行われました。たくさんの仲間の活躍、嬉しいですね。

2学期は学校行事も多いので、学習も行事も部活も全力で取り組みましょう。

終業式が行われました。

7月20日(木)に1学期終業式が行われました。
学校長のお話や部活動の表彰、夏休み中の過ごし方などの話があり、
その後に全国大会出場の選手たちの壮行会が行われました。
男子サッカー部、体操部、新体操部、柔道部、ボクシング部、
アーチェリー部、ラグビー部、芹川先生、各部活動の選手の皆さんの
活躍を期待しています。

始業式は9月1日(金)です。生徒の皆さんは有意義な夏休みを過ごしてください。

コラム739

B型のひと。

7月14日、献血バスが学校にやってきます。
今年初めて「学校献血」に取り組むことになり、3年生60名近くの有志が献血をすることになっているのです。ここにいたる経緯は、前々回の村手先生のコラムをお読みください。私たち職員にも呼びかけられたので、私もひとつ・・・と考えていたところで、切ない想いが甦りました。

父はB型母はA型、姉もA型。父方の祖母はB型祖父はA型。一緒に暮らす家族のなかで、異質なのがO型の私でした。えっ!血がつながっていないの?と思った人は生物の勉強が足りません。異質だからこそ見える家族それぞれの個性がぶつかり合うおもしろエピソードを確か大学入試か入社試験の小論文に書いたことがあります。ふざけていますよね。

さて、父のことです。愉快な人ですが、ワンマンで子どもの私たちには大変厳しく、叩かれることこそなかったものの、理不尽な怒られ方は何度受けたかわかりません。夜10時にはテレビを見られなくなる仕掛けを作った人です。電話で話しているときに相手に聞こえるように「3分経ったぞ」といやみを言って、「友田さんのお父さんこわい」と嫌われた人です。
大人になるにつれ、父との相性が悪いことを自覚した私は少し距離を置いていました。
そんな父が、献血マニアと疑われるほど献血をしていました。何回目の献血なのかを毎回自慢していたことを覚えています。あるとき、なぜそんなに献血にこだわるのかを話してくれました。

私は先天性の心臓疾患を持っています。普通に生活していますから、ぜんぜん心配ないのですが、なにぶん昔の田舎のことですから、ご近所を巻き込んで心配の嵐です。小学校では遠足にも行けなかったり、マラソンをしなくてよかったのは助かったのですが、周りの大人たちはそれこそ腫れ物にさわるようにしていました。しかし、もしかして手術が必要になったら、私に血を分ける家族はひとりもいません。父は、O型の人を捕まえてはもしものときのために頼んで回っていたそうです。「他人に血液を分けてもらうためには、自分が献血をしないでどうする」と考えたのが献血マニアになった動機なのだそうです。

父の話はそこまでだったのですが、今回の学校献血でふと、父は『アンパンマンのエキス』のお母さんと同じ気持ちだったのではないかと気づいたところで、献血を頑張る父の想いが甦ったのです。血を分けた娘なのに血を分けることのできないもどかしさ、やるせなさ。わかっていました。それなのに距離を置くなど、私はひどい娘です。

その父も亡くなりました。相性が悪いといいつつ「隠れファザコン」の自覚もしっかりあります。これまでの人生でどなたからか血液を分けていただいた経験はありませんが、比重が足りないだの、風邪薬を飲んでしまっただのでなかなか献血ができなかったお詫びに、今日はできますように。
(友田美貴子)