7月のおすすめ図書です。

『世界がわかる!仮想恋人図鑑』 オフィス・ポストイット 編著
様々な国の男性の「恋愛偏差値」「結婚偏差値」がわかる本です。それらを通して、日本にはない価値観や風習を知ることができます。国際結婚を夢見ているあなた、一度読んでみてはどうでしょう。

『奇譚ルーム』 はやみねかおる 著
奇譚を語り合うはずのルームにマーダラーと名乗る人物が現れた。ルームにいる参加者を一人ずつ殺すのだと言う。助かる方法は二つ。一つ、マーダラーが面白いと思う奇譚を披露すること。二つ、マーダラーの正体を当てること。果たして参加者の運命やいかに。
LINEのようなやりとりで話が進んでいきますので、縦書きの文章を読むのが苦手な人や、携帯小説が好きな人におすすめです。

『ほぼ命がけサメ図鑑』 沼口麻子 著
「人食いザメは存在しません。」というのが著者である沼口さんの主張です。いやいや、映画『ジョーズ』に出てくるサメは人を食べていたし、実際、サメに人が襲われる事件は起きているじゃないかと反論の声が聞こえてきそうな主張です。なぜ、そう言いきれるのか気になった人はこの本を読んでみましょう。

7月の新着図書です。

新着図書141冊を紹介します。
●『リベラルアーツの学び 理系的思考のすすめ』/芳沢光雄∥著/岩波書店
●『ジョン・ロック 神と人間との間』/加藤節∥著/岩波書店
●『わかっていても騙される錯覚クイズ』/杉原厚吉∥著/大和書房
●『ILoveYouの訳し方』/望月竜馬∥著 ジュリエット・スミス∥イラスト/雷鳥社
●『五日市憲法』/新井勝紘∥著/岩波書店
●『明治まるごと歴史図鑑 全3巻』/深光富士男∥著/河出書房新社
●『武士の日本史』/髙橋昌明∥著/岩波書店
●『後醍醐天皇』/兵藤裕己∥著/岩波書店
●『行商人に憧れて、ロバとモロッコを1000km歩いた男の冒険 リアルRPG譚』/春間豪太郎∥著/ベストセラーズ
●『イスラム世界やさしいQ&A』/岩永尚子∥著/講談社
●『女性官僚という生き方』/村木厚子∥編 秋山訓子∥編/岩波書店
●『「宗教」で読み解く現代ニュースの真相』/関眞興∥著/SBクリエイティブ
●『未来の年表2』/河合雅司∥著/講談社
●『トランスジェンダーと職場環境ハンドブック 誰もが働きやすい職場づくり』/東優子∥著 虹色ダイバーシティ∥著 ReBit∥著/日本能率協会マネジメントセンター
●『15分でチームワークを高めるゲーム392人から100人でもできる!』/ブライアン・コール・ミラー∥著 富樫奈美子∥訳/ディスカヴァー・トゥエンティワン
●『いくらかな?社会がみえるねだんのはなし4 スポーツと楽しみのねだん』/藤田千枝∥編/大月書店
●『いくらかな?社会がみえるねだんのはなし6 戦争と安全のねだん』/藤田千枝∥編/大月書店
●『働き方の哲学 360度の視点で仕事を考える THE WORK BOOK』/村山昇∥著 若田紗希∥絵/ディスカヴァー・トゥエンティワン
●『なぜ、わが子を棄てるのか「赤ちゃんポスト」10年の真実』/NHK取材班∥著/NHK出版
●『10年後の仕事図鑑 新たに始まる世界で、君はどう生きるか』/落合陽一∥著 堀江貴文∥著/SBクリエイティブ
●『カッコいい資格図鑑 絶対取るべき400種』/鈴木秀明∥監修 開発社∥編/主婦の友社
●『よくわかるLGBT 多様な「性」を理解しよう』/藤井ひろみ∥監修/PHP研究所
●『台湾の若者を知りたい』/水野俊平∥著/岩波書店
●『百合のリアル』/牧村朝子∥著/星海社 講談社(発売)
●『カミングアウト』/砂川秀樹∥著/朝日新聞出版
●『ルポ 保育格差』/小林美希∥著/岩波書店
●『「奨学金」を借りる前にゼッタイ読んでおく本』/竹下さくら∥著/青春出版社
●『学級アイスブレイク たった5分でクラスがひとつに!』/江越喜代竹∥著/学陽書房
●『検証 迷走する英語入試 スピーキング導入と民間委託』/南風原朝和∥著/岩波書店
●『法学部 中高生のための学部選びガイドなるにはBOOKS. 大学学部調べ』/山下久猛∥著/ぺりかん社
●『理系大学生活ハンドブック』/原田淳∥著/化学同人
●『発達障害の子のためのハローワーク』/鈴木慶太∥監修 飯島さなえ∥監修 TEENS執筆チーム∥編著/合同出版
●『ざしきわらし えほん遠野物語』/柳田国男∥原作 京極夏彦∥文 町田尚子∥絵/汐文社
●『世界がわかる!仮想恋人図鑑』/オフィス・ポストイット∥編著/永岡書店
●『図説世界史を変えた50の戦略』/ダニエル・スミス∥著 小林朋則∥訳/原書房
●『知らないではすまされない自衛隊の本当の実力』/池上彰∥著 「池上彰緊急スペシャル!」制作チーム∥著/SBクリエイティブ
●『探偵フレディの数学事件ファイル LA発犯罪と恋をめぐる14のミステリー』/ジェイムズ・D・スタイン∥著 藤原多伽夫∥訳/化学同人
●『離散数学 「ものを分ける理論」問題解決のアルゴリズムをつくる』/徳田雄洋∥著/講談社
●『ホーキング、ブラックホールを語る BBCリース講義』/スティーヴン・W・ホーキング∥著 佐藤勝彦∥監修塩原通緒∥訳/早川書房
●『すごく危険な毒せいぶつ図鑑』/西海太介∥監修/世界文化社
●『カラー図解 分子レベルで見た体のはたらき いのちを支えるタンパク質を視る』/平山令明∥著/講談社
●『世界の海へ、シャチを追え!』/水口博也∥著/岩波書店
●『ほぼ命がけサメ図鑑』/沼口麻子∥著/講談社
●『あそぼ!シャンシャン』/朝日新聞出版∥編/朝日新聞出版
●『分かちあう心の進化』/松沢哲郎∥著/岩波書店
●『もうひとつの脳 ニューロンを支配する陰の主役「グリア細胞」』/R・ダグラス・フィールズ∥著 小西史朗∥監訳 小松佳代子∥訳/講談社
●『精神科ナースになったわけ』/水谷緑∥著/イースト・プレス
●『アスピーガールの心と体を守る性のルール』/デビ・ブラウン∥著 村山光子∥訳 吉野智子∥訳/東洋館出版社
●『産声のない天使たち』/深澤友紀∥著/朝日新聞出版
●『カリカリベーコンはどうして美味しいにおいなの?食べ物・飲み物にまつわるカガクのギモン』/ANDYBRUNNING∥著高橋秀依∥訳 夏苅英昭∥訳/化学同人
●『EVと自動運転クルマをどう変えるか』/鶴原吉郎∥著/岩波書店
●『世界の飛行機 ヴィジュアル歴史図鑑』/リッカルド・ニッコリ∥著 中川泉∥訳 石井克弥∥訳 梅原宏司∥訳/河出書房新社
●『FASHION GIRL Smiyaファッションイラストブック』/miya∥著/KADOKAWA
●『ハンドメイドアクセサリーはじめてブック お気に入りがきっと見つかる!169バリエーション:あれもこれも楽しめる!オールジャンルの入門書!』//学研プラス
●『見ためは地味だがじつにウマイ!作りたくなるお弁当』/heavydrinker∥著/KADOKAWA
●『ギルトフリーなおやつ 食べても罪悪感なし。』/川上ミホ∥著/文化学園文化出版局
●『クレヨンで描いたおいしい魚図鑑』/加藤休ミ∥著/晶文社
●『パンの科学 しあわせな香りと食感の秘密』/吉野精一∥著/講談社
●『身近な野菜の奇妙な話 もとは雑草?薬草?不思議なルーツと驚きの活用法があふれる世界へようこそ』/森昭彦∥著/SBクリエイティブ
●『犬房女子 犬猫殺処分施設で働くということ』/藤崎童士∥著/大月書店
●『車いす犬ラッキー 捨てられた命と生きる』/小林照幸∥著/毎日新聞出版
●『猫にGPSをつけてみた 夜の森半径二キロの大冒険』/高橋のら∥著/雷鳥社
●『珍獣ドクターのドタバタ診察日記 動物の命に「まった」なし!』/田向健一∥著/ポプラ社
●『人を襲うクマ 遭遇事例とその生態』/羽根田治∥著/山と溪谷社
●『花屋さんになろう!』/本多るみ∥著/青弓社
●『総合リース会社図鑑 未来をつくる仕事がここにある』/三井住友ファイナンス&リース∥監修 青山邦彦∥絵日経BPコンサルティング∥編集/日経BP社日経BPマーケティング(発売)
●『ユニクロ思考術』/柳井正∥監修/新潮社
●『世界の絶景鉄道』/PIE BOOKS∥編著 杉本聖一∥執筆/パイインターナショナル
●『マンガでわかる「西洋絵画」のモチーフ 美術展がもっともっと愉しくなる!』/池上英洋∥監修 まつおかたかこ∥イラスト/誠文堂新光社
●『ベラスケス 宮廷の中の革命者』/大髙保二郎∥著/岩波書店
●『水彩色鉛筆で描くコミックイラストレッスン』/古島紺∥著/グラフィック社
●『ONE PIECE巻89 BADEND MUSICAL』/尾田栄一郎∥著/集英社
●『手塚治虫シェイクスピア漫画館』/ウィリアム・シェイクスピア∥原案 手塚治虫∥著/実業之日本社
●『堕落論 まんがで読破』/坂口安吾∥原作 バラエティ・アートワークス∥企画・漫画/イースト・プレス
●『手塚治虫からの伝言 友情』/手塚治虫∥著 中野晴行∥監修/童心社
●『手塚治虫からの伝言 ロボットと暮らす世界』/手塚治虫∥著 中野晴行∥監修/童心社
●『手塚治虫からの伝言 平和への祈り』/手塚治虫∥著 中野晴行∥監修/童心社
●『手塚治虫からの伝言 命』/手塚治虫∥著 中野晴行∥監修/童心社
●『手塚治虫からの伝言 人間の未来』/手塚治虫∥著 中野晴行∥監修/童心社
●『弟の夫 全4巻』/田亀源五郎∥著/双葉社
●『UYUNI iS YOU』/TABIPPO∥編集/いろは出版
●『はじめてのクラシック 一生モノの基礎知識』/飯尾洋一∥監修 IKE∥マンガ 朝日新聞出版∥編著/朝日新聞出版
●『舞台男子 彼が語る、自分のこと。 StageActors’SpecialInterview&Photos』/おーちようこ∥著/一迅社
●『いつかすべてが君の力になる』/梶裕貴∥著/河出書房新社
●『声優 声の職人』/森川智之∥著/岩波書店
●『心の監督術 全国高校駅伝V7の軌跡:兵庫県立西脇工業高校陸上部・渡辺公二監督』/平野隆彰∥著/せせらぎ出版
●『卓球メンタル強化メソッド 五輪メダリストが教える試合に勝つメンタルのつくり方 パーフェクトレッスンブック』/平野早矢香∥著/実業之日本社
●『道ひらく、海わたる 大谷翔平の素顔』/佐々木亨∥著/扶桑社
●『英検2級総合対策教本 文部科学省後援 改訂版 旺文社英検書』/旺文社∥編/旺文社
●『英検準2級総合対策教本 文部科学省後援 改訂増補版 旺文社英検書』/旺文社∥編/旺文社
●『英検3級総合対策教本 文部科学省後援 改訂増補版 旺文社英検書』/旺文社∥編/旺文社
●『英検2級過去6回全問題集 2018年度版 文部科学省後援 旺文社英検書』/旺文社∥編/旺文社
●『英検準2級過去6回全問題集 2018年度版 文部科学省後援 旺文社英検書』/旺文社∥編/旺文社
●『英検3級過去6回全問題集 2018年度版 文部科学省後援 旺文社英検書』/旺文社∥編/旺文社
●『覚えておきたい基本英会話フレーズ130』/小池直己∥著/岩波書店
●『鈴木亮平の中学英語で世界一周!featスティーブ・ソレイシィ こんなに簡単!』/鈴木亮平∥述 スティーブ・ソレイシィ∥述/マガジンハウス
●『烏百花 蛍の章 八咫烏外伝』/阿部智里∥著/文藝春秋
●『5分後に後味の悪いラスト』/エブリスタ∥編 ほか/河出書房新社
●『5分後に恋するラスト』/エブリスタ∥編 ほか/河出書房新社
●『スイート・ホーム』/原田マハ∥著/ポプラ社
●『奇譚ルーム』/はやみねかおる∥著/朝日新聞出版
●『さざなみのよる』/木皿泉∥著/河出書房新社
●『あやかし草紙 三島屋変調百物語 伍之続』/宮部みゆき∥著/KADOKAWA
●『未来』/湊かなえ∥著/双葉社
●『スヌスムムリクの恋人』/野島伸司∥著/小学館
●『源氏物語の教え もし紫式部があなたの家庭教師だったら』/大塚ひかり∥著/筑摩書房
●『後宮の烏』/白川紺子∥著/集英社
●『ディス・イズ・ザ・デイ』/津村記久子∥著/朝日新聞出版
●『真夜中の子供』/辻仁成∥著/河出書房新社
●『マツ☆キヨ「ヘンな人」で生きる技術』/マツコ・デラックス∥著 池田清彦∥著/新潮社
●『僕らは、自分の生きたい人生を生きることができる GID当事者であるまえに、ひとりの人間として伝えたいこと』/澤岻良心∥著/ゴマブックス
●『世界幻妖草子』/ミュリエル・チュルヒャー∥文 橋賢亀∥絵 岡田好恵∥訳/評論社

コラム775

今年も熊本県高等学校総合体育祭・熊本県高等学校総合文化祭が終わりました。
結果は今度の「星翔の輝き」で報告があると思います。総体や総文祭へ出場するまでのプロセスはどの部活動でも素晴らしいと思っています。私は吹奏楽の顧問をしていることもあり、吹奏楽部から見た感じで書かせて頂きます。総体に関しては平成7年より高校総体の開会式でのファンファーレを本校だけで担当させて頂いています。その前の担当学校が、できないという事で次に白羽の矢が立ったのが本校でした。1回だけできないときがありましたが、今まで長年担当しています。毎年、高校生の入場行進を見て今年も熱戦が始まることを実感しています

また、高文祭では昭和63年に全国高等学校総合文化祭が熊本県で行われ、これを機に本校はパレード部門で出場するようになりました。翌年から第1回熊本県高等学校総合文化祭が始まりました。そこでもパレード部門に毎年出場して今に至っています。

今までに何度となく出場か困難になる時もありました。その度に試行錯誤して続けることができました。時には生徒にかなりの負担をかけた時もあったと思います。どの時代でも生徒は頑張ってくれました。
 最近、生徒の活躍を見させてもらい幸せを感じるようになりました。
 時代は違いますが高校時代はいろんな事で悩んだりする場面が多く世の中の矛盾やどうにもならない悔しさなどを経験したものです。

今、部活動や自分の一生懸命に頑張っていることを大切にして欲しいと思っています。今の苦労、感じたことや悩んだ事は今後の自信にも繋がることを信じてこれからも頑張って欲しいと思います。
                                   市原 彰

平成30年度熊本県高等学校教育研究会~健康教育部会~

2018年8月7日(火)に尚絅学園九品時キャンパスにて、県高等学校教育研究会主催の講演会が実施されます。講演会では『食から健康を考える~思春期の心と体を育むために~』をテーマに尚絅大学の坂田教授や守田教授からお話を伺うことができます。教職員だけではなく、保護者の方々も参加可能になっています。詳細につきましては、下記をご覧下さい。
img20180627_19250680

コラム774①

梅の季節です。同僚から梅を分けてもらい、さてどうしようとしょうゆ漬けにしたのですが、そのとき幼い頃の梅干のことを思い出しました。庭の梅の木から実が取れると、それをまず塩漬けにして、しばらくたったものを天日に干します。塩漬けの塩がからからになって表面に浮き出てきて、梅がしわくちゃになると、紫蘇をもんで赤い色が出たものに漬け込むのです。といっても、私は横で見ていて取れたばかりの青梅、塩漬けにした梅、干して塩をふいた梅と梅干になるまでのそれぞれの梅のつまみ食いをするくらいなので、正しい梅の漬け方など知りません(そういうわけで簡単なしょうゆ漬けとなったわけです)。漬けていたのは祖母でした。

祖母は明治生まれで、菊池の隈府というところから、縁あって友田家に嫁ぎました。小学校の教員で、結婚した後もしばらくは同じく教員をしていた祖父と仲良く出勤し、それぞれの職場に向かう三叉路で手を振って別れていたといいます。私が物心ついたころにはもう「おばあちゃん」だったのですが、老人会のほかにも教員OGの会やら、「史談会」なるサークルのような会やらボランティアのようなことやら、若い母よりもいろんな会合に出かけることが多かったように思います。あの田舎から太陽の塔で有名な1970年の大阪万博にも一人で出かけるような、モダンで賢い人でした。数々の武勇伝もあるのですが、それはまたいずれ。

5人の子を産み、長男は戦争で帰らぬ人となりましたが、家を継ぐことになった次男である私の父以外の3人の子どもは、高校(当時は中学校)卒業後は東京の大学や専門学校に進学させています。二人の娘は、その後に困らないように家政学や栄養学を学ぶ学校に進学させ、三男は芸術大学に進学させています。父は地元に残るため、土木を学び役場に就職するという、ほかの3人からすると実に地味な暮らしをしていますので、そんな父を見ている子どもの私は祖父母夫妻の教育方針について考えもしなかったのですが、裕福でもない田舎の家に生まれたにしては叔父や叔母たちは恵まれていたのではないかと思います。これも、モダンで賢い祖母が決めたことだろうと思います。私自身は県外の大学に進学することも許されませんでした。

家を継いだ父も、家庭科の教員だった伯母も、栄養士だった叔母も画家になった叔父も、すでに亡くなりました。長い年月が経ってしまい、祖母のことを思い出すことも少なくなってしまいました。
掃除や洗濯はともかく、料理はからっきしの人でした。その料理の下手さを父がよくからかっていたのを覚えています。せん切りキャベツが好きな私のために、母がいないときに作ってくれたおかずは白菜のせん切りでした。けれど、梅干を漬けるのは祖母で、私は毎年それを楽しみにしていましした。祖母が亡くなってからというもの我が家では梅干は買うかいただくものとなってしまったのです。(友田美貴子)

コラム774②

土曜日の早朝、「あの人に会いたい」という番組があるのをご存知ですか?
この番組を観ているのは本校関係者で私ひとりかもしれません。ワールドカップの話題で持ちきりの日本。先日はJFA第8代会長だった長沼健氏でした(いかにも知っているかのように書いていますが、ググらせていただきました)。サッカー(と呼んでいるのはアメリカと日本ともう1国くらいだそうですね)の事は何も知らないに等しい私ですが、長沼さんの言葉にはドキリとしました。
「ドイツでは子どものサッカーでしつけが厳しいことに感銘を受けた。サッカーを通じてジェントルマンへの第一歩をスタートさせたい」という内容だったと思います。本校のサッカー部、聞いていますか?

 個人的に知るサッカー部員は失礼ながらジェントルマンとはほど遠いので、「ジェントルマンとはいかなるものか」について語らせていただこうと思います。ミーハーな感性でお答えすれば、「『キングスマン』を観よ!」ですが、それ以前に、映画で学んだことがあります。隠れた名作で私の大好きな映画の一つ『タイムトラベラーきのうから来た恋人』という作品。
 生まれる直前に地下のシェルターに入り、両親と3人だけで30数年・・・。地上の様子も両親以外の人も知らない不思議な大人になったアダムという男性が、地上に出て・・・というお話。
世間知らずのアダムですが、知識は大学教授の父から授かり、完璧。
ジェントルマンとしてのマナーも完璧。
でも、そのアダムが言うには「マナーは相手に対する敬意の表れ」で、紳士・淑女の定義も「周囲の人が気持ちいいように気を配る人」なのだそう。どうです?おしゃれなスーツを着こなして、レディーファーストでというイメージではなく、人に敬意を持ち、気を配れる人ならば誰でもジェントルマンというわけです。

 「敬意」に敬意を払いたい。何か面倒なことを言っていますが、偉そうな人って嫌ですね。素敵な人でも、食事に出かけるとウェイターさんへの口の利き方が横柄だったりすると、がっかりしてしまいます。少なくとも私は、どんな人にも敬意を持って接したいと心がけています。心がけていますが・・・。先週もキレてしまったなあ。そんなときは『キングスマン』のガラハットに登場していただき、教壇に立って言っていただきましょう。なんならそのあとひと暴れしてもらっても・・・・。

「人は生まれた家柄で紳士になるのではない。学んで紳士になる」「Manners make the man」。

(友田美貴子)

コラム773

6月。教育実習のシーズンである。

今年度の実習生は7名。私たち教員の記憶は高校生の頃の姿で止まっているため、スーツ姿は新鮮に映る。そして、何より、今回は担任した生徒が初めて実習生として戻ってきた。嬉しさ反面、きちんとできるだろうかという心配もある。

 

「皆さんは自覚が足りない!」

私が教育実習に行ったとき(だいぶ前です)、校長先生の最初の言葉がこれだった。まさか最初から怒られるとは思っていなかったので衝撃だった。母校に帰ってきたという懐かしさと楽しみと若干の不安とが混ざった不思議な感情の中で迎えた初日。恩師にも久々に会い、ある意味、母校がゆえの甘えも見えていたのだろう。

「玄関から入ってくるとき、最初に事務室に挨拶しましたか?当然のように何も言わずに来客用のスリッパを履いてきませんでしたか?普通の会社ならひとこと言うのが礼儀です。卒業生だからといって、免除されるわけはありません。実習の前に、社会人である自覚を持って下さい。」

私を含めた実習生のほとんどがその日にスリッパを買いに行ったのは言うまでもない。

最初に怒られたことで、その後は実習に向かう姿勢を冷静に見つめなおすことができ、2週間を無事に終えた。

 

さて、実習もいよいよ最終段階、研究授業が迫っている。7名の実習生には最後までしっかり頑張ってもらいたい。そして、彼らが教師として教壇に立つ日が来る事を楽しみにしている。